10月12日(土)に、
「第17回公開ケース研究会」が開かれました。
これは「社会を明るくする運動」の一環として毎年北区推進委員会が主催している行事です。
私は今回初めて参加させて頂いたのですが、まず驚いたのが、参加者の多さです。
保護司の方も30名程参加されていたのですが、
北区内の小学校9校、中学校4校から教師・PTAの方々が約50名!!
他にも主任児童員の方々が4名、更生保護女性会の方々が4名…
と合計100名近い人数で、
6つのグループに分かれ、一つのケースについて意見を交わしました。
また来賓として北区長や、神戸保護観察所の首席観察官も出席されていました。
内容としては、
始めに作文コンテストの表彰があり、その後ケース研究でした。
ケース研究は、
学校でのいじめがエスカレートし、傷害を負わせてしまった少年が、
なぜそのような事件を起こしてしまったのか、そこから解決策や、周囲の大人がどのような役割を果たしていくことが必要なのか、多様な視点で意見を交わしました。
ケース研究は京都との一泊研修でも行なったのですが、
今回は教師やPTAの方々と行なったため、より教育的な話になったり、
実際にお子さんを持つ方々ばかりなので、より現実的に話を進めることが出来ました。
そして改めて、
本人よりも家庭(保護者)や学校(教師)の責任の大きさを感じました。
また一度過ちを犯してしまっても、その過ちを契機として、本人を含め本人を取り巻く環境全体がより良い方向に進んでいけるように、
私にも何か出来ることがあればしたいと思いました。
最初から最後まで、
とても有意義な時間を過ごせて良かったです。
来年も参加したいと思いました。
あと余談ですが……
開始前に同じグループの方々とお話ししていたのですが、
BBSについて知らない方が多かったので、このような機会にでも、周知していく必要性を感じました。